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6歳の娘はダニ、ハウスダスト、カビ、花粉アレルギーもちです。
花粉だけならともかく、他のアレルゲンは年中そこらにあるので、取り除いてもきりがありません。
私自身、娘の咳に悩み続けていましたが、半年ほど前、娘の咳がピタッと止まったのです。
お子さんの咳に悩む方の助けになればと思い、娘のケースを紹介したいと思います。
目次
とにかく咳をする娘
娘はこんな時に咳をしていました。
- 起床後
- 布団の上でゴロゴロしている時
- 大笑いした時
- 走った時
- 紙をやぶいた時
- 寒いところに出たとき
- 布団に入った時
- 寝て二時間くらい経った頃
本当に年中、そして一日中咳き込んでいました。
私が気が狂いそうになる
娘が咳をする度に、私の掃除が足りないのではないか、と考えていた私。
寝具をアレルギーの人用のものに変えたり、家中のじゅうたんを捨ててみたりしても咳は止まらない。
毎日毎日家中を水拭きしても止まらない。
娘がぬいぐるみに少し触ろうものなら「だめ!ホコリとダニがつく!!!」と叱り、
娘が遊びながら大笑いしようものなら、「咳出るからだめ!」と叱り、
外で走ろうものなら、「走ったら咳出るよ!」と叱り・・・・
今思い返すと、自分でも気がおかしくなっていたなあと思います。また、娘に対して本当に申し訳ない言動を繰り返していたと思います。
娘が神経質&心配性な性格になってしまったのは私のせいかもしれません・・・
このままじゃいけない。と思い、自分なりに情報収集してみると、
「娘は咳喘息なのでは??」
と考えるようになりました。咳喘息の症状と、上記の娘の咳が出るタイミングが合致していたので・・・
かかりつけ医へ相談
いてもたってもいられず、かかりつけの小児科の先生の所へ相談に行きました。
アレルギーがあること。風邪を引いているわけでもないのに、年中咳が止まらないこと。
咳喘息の症状に似ている気がするということ。
すると、先生曰く、
- 咳喘息を疑ってみても良い症状と言える。。
- しかし、子どもの咳喘息の診断はとても難しい。
- 薬を試してみて、効くようなら、やっぱり咳喘息だったんだね。と診断できるというケースが多い。
とのこと。
とりあえず、咳喘息の薬を処方していただくことになりました。
咳喘息の薬ってどんなの?
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咳喘息の咳には、普通の風邪薬や咳止めは全く効きません。
娘もそれまではこうした薬に頼っていたのですが、ただの気休めで、全然効きませんでした。
咳喘息には、吸入ステロイド薬を使用するのが一般的です。
吸入ステロイド薬って?
吸入ステロイド薬は、気道の炎症を抑える薬です。喘息の人の気道は、慢性的に炎症を起こしている状態だそうです。
毎日、長期的に使用し、気道の炎症を抑え続けることで、発作(咳)が起こらなくなるわけです。
ステロイドというとなんだか怖いイメージがありますが、気道にのみ作用するので、全身的な副作用はほとんど起こらないそうです。
一つ、心配される副作用に、口腔カンジダがあります。しかし、吸入後すぐにうがいをすることで予防できます。娘は既に半年以上、毎日吸入していますが、カンジダにかかったことはありません。
薬の使用により咳が止まった!
試しに吸入ステロイド薬を使用してみてください。すぐには効果が出ないので、使用し続けてみてください。
と先生に言われ、早速使用することに。
すると、3日目くらいで既に咳がほとんど出なくなりました!!!
これは間違いなく咳喘息だったと言えます。
走っても、大笑いしても、布団の上で飛び跳ねても全く咳が出ないんです。
感動しました・・・
もっと早くに気付いていたら、あんなに口うるさくダメダメ言わずに育ててあげられたのに。と思うと、
娘には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、まだ6歳。今までの分を取り返せるように、沢山笑って沢山走り回ってほしいと思っています。
アレルギーの咳=咳喘息?
アレルギーだから咳が出るというのは理解していました。
咳喘息という病気があるということも理解していました(夫が咳喘息なので)
しかし、この二つが密接に関わっているということは知りませんでした。
アレルギー持ちの人は、常に気道が炎症を起こしている。
だから、ちょっとした刺激で咳が出る。
気道の炎症を薬で抑えておけば、刺激があっても咳は出ない。
ということだと、今では理解しています。
咳喘息を放置すると?
咳喘息は、放っておくと気管支喘息に移行することがあるそうです。(3割くらいの人が移行してしまうとか。)
子どもって、年中風邪を引いているので、「風邪を引いていないのに咳をしている」という状態の見極めが難しく、咳喘息なのに見過ごしてしまうことがあるんじゃないかと思います。
副作用の心配はほとんどいらないので、あまりにも咳が辛そうでしたら、一度、お医者さんに相談してみてくださいね!
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