子どものいびきの原因は?扁桃腺アデノイド切除手術までの道①

子どもの病気

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子どもは通常いびきはかかないものだということをご存知ですか?
風邪をひいているわけでもないのに、お子さんが毎日いびきをかくという場合、それは疲れているからではなく、身体に原因があるのかも!!?

子どものいびきの原因は何?

では、子どもがいびきをかく原因について、わが家の体験をもとに探っていきたいと思います。

どんどんひどくなるいびき、無呼吸

うちの娘がいびきをかくようになったのは、3歳の年少さんのころからでした。

幼稚園に入り、毎週小児科に通うほど風邪をもらいまくっていた娘。

鼻水や咳が出ているのが日常茶飯事だったので、毎晩苦しそうに寝ているなあ、くらいに思っていたのですが、

ただのいびきだったのが、だんだん大きないびきになり、いびきが途中で止まり、呼吸ができなくなっている時があり、寝返りをうちまくり、咳き込んで吐き。。。。。

 

とにかく安眠できない日々が続くようになりました。

 

4歳になるころには症状は悪化し、風邪をひいていないときにもいびきをかくようになりました。

ネットで調べてみると、子どもは風邪の時以外はいびきをかかないものらしい。という情報があり、焦りだします。

 

原因は鼻っぽい?鼻水??

風邪が治ってもいびきをしているなんておかしい・・・もしかして副鼻腔炎とか、蓄膿症とか、何か鼻に原因があるのでは?と思い始めます。

それに、なんだか昼間もずっと鼻声です。

 

では、すっきりさせてあげようと、鼻をふん!とかませてもあまり出ません。

それなのにやっぱり鼻が詰まっている感じがする・・・

 

風邪をひいているわけでもないのに鼻水が出ているってことは、アレルギー性鼻炎じゃないか?

 

そう思った私は、娘をアレルギー科に連れていき、アレルギー検査をしてもらうことにしました。

鼻水の原因はアレルギー性鼻炎と判明

病院に行くと、食物アレルギーで鼻水や咳がでることはあまりないとのこと。

植物やダニやハウスダスト、カビが怪しいということで、クラッチテスト(腕に細い棒でひっかき傷をつける方法)を実施。

 

その結果、ダニとハウスダストのアレルギーがあるということがわかりました。

 

アレルギーがあることはショックでしたが(しかも通年性・・・)

だったら、アレルギー性鼻炎の薬を飲めば不快な鼻づまりが治り、安眠できるだろうとうれしい気持ちがありました。

 

アレルギー性鼻炎の薬を飲んでも効かない。いびきも変わらず。

アレルギー性鼻炎の薬を使用し始めましたが、鼻づまりもいびきも無呼吸も全く変わりません。

これはアレルギー以外の原因があるのかも。

そう思い、次は耳鼻科に行って鼻をみてもらうことにしました。

 

耳鼻科で鼻をみてもらう。

娘がなんとなくずっと鼻声だったので、蓄膿症なんじゃないか?とも思い、耳鼻科で鼻をみてもらいました。

しかし、蓄膿症でも副鼻腔炎でもなく、鼻はきれいだとのこと。

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はなづまりの原因は、

  1. 蓄膿症、副鼻腔炎、
  2. アレルギー性鼻炎
  3. アデノイド肥大

の、どれかであることが多く、娘の場合、残された可能性はアデノイド肥大ということに。

 

アデノイドとは?

アデノイドとは、口の奥、鼻と口が繋がっているあたりの場所にあります。

イメージ的には、口を大きくあーんとしたら、のどの突き当りの上のあたりです。

 

そこが子供は大きくなるそうです。

大体2歳から5歳くらいが最も大きくなり、中学生になるまでに自然に小さくなっていくとのことですから、多少の肥大は普通らしいです。

 

娘のいびきの状態からして、きっとものすごく大きいんだろう!と思い、すぐに検査をお願いしますが、

そこの耳鼻科では、小児のレントゲンやスコープ(鼻から細いカメラを入れる)はやっていないとのこと。

 

なんだかもやもやしたままその日は帰宅となりました。

アデノイド肥大、扁桃腺肥大だと判明!

ネットで地元の耳鼻科を一軒一軒検索し、ここなら子供のレントゲンをとってくれそう!という耳鼻科をみつけ、そこにいってみました。

 

するとそこの先生、大人しそうな娘をみて、「スコープできるよ、大丈夫!」

と、鼻にスコープを入れていくではありませんか!

 

娘は涙をぼろぼろ流して耐えていました。。。。

あんなに調べてスコープじゃなくてレントゲンとってくれそうなところにしたのに。。とショックでしたが、娘の我慢の甲斐あって、鼻の様子を知ることができました。

 

大きいアデノイドが空気の通り道をほとんどふさいでいるのがみえたのです!!

 

先生がいうには、扁桃腺(のどちんこの両脇にある)もとても大きいとのこと。

 

なんでも、扁桃腺とアデノイドは同じような器官らしく、

どちらかが大きいとどちらかも大きいということは珍しくないそうです。

 

手術を希望していた私は、先生にお願いして、大学病院への紹介状を書いてもらうことにしました。

 

これでやっと手術してもらえる!!

と思ったのですが、手術決定まではまだ時間がかかるのでした。。。

 

追記

2018年2月現在、娘が滲出性中耳炎だということが判明。治療を開始しました。痛みがないので気付かないけど、小さい音が聞こえなくなってしまうことがある病気です。ひょっとしたらアデノイド肥大のあったこのころからずっと滲出性中耳炎だったのかもしれません。アデノイド肥大、扁桃腺肥大のあるお子さんは、耳鼻科で耳も調べてもらうといいと思います。早期治療が大切だそうです!滲出性中耳炎についての記事はこちら

 

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