兜とこいのぼり、どっちにする?メリット、デメリット徹底比較。

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桃の節句にはひな人形を飾りますね。男の子が生まれたら、端午の節句(たんごのせっく)といって、鎧兜やこいのぼりを飾る風習があります。

デパートや大型スーパーなどに行っても様々な兜やこいのぼりが並んでいますよね。

高い買い物ですし、収納も大変なので、どちらか一つだけを選ぶご家庭が増えています。

では、どちらを選べばよいのでしょうか?

そもそも飾ることにどういう意味があるの?

兜にも、こいのぼりにもそれぞれどのような願いが込められているのでしょうか?

武将にとって兜や鎧は防具ですね。身を守る道具です。

「病気や事故から守ってくれますように」

「強く、たくましく育ちますように」

といった意味があります。

 

こいのぼり

こいのぼりの、風に吹かれても力強く泳ぐ様をみれば納得の、

「強く生き、出世してほしい」

という意味があります。

 

兜とこいのぼり、それぞれ違う願いが込められているのですね。願いを重視するご家庭では、まだ内飾りに兜、外飾りにこいのぼりと両方準備することもあるようです。

まあ、どちらも「強く、たくましく、健康に生き、充実した人生を歩んでほしい」といったご両親の願いが詰まっていると言えますね。どちらか一方だけを選択したとしても気にしないでOKです!

両方のメリット、デメリットを確認しよう

どうやって選んでいいかわからない・・・。男の子ってどっちの方が喜ぶのかなあ・・・

まだ赤ちゃんの息子にきいても答えてくれないので、親が選択するしかありません。両方のメリット、デメリットを挙げますので、住環境など加味して考えましょう。

兜のメリット、デメリット

メリット

ケースタイプだと出し入れが楽。

ケースに入っているタイプだと、組み立てが必要ないので、パッと出すことができます。ホコリが溜まってもケースを拭くだけで済むので手軽でいいですね。

ケースタイプだと子ども、ペットがいたずらできなくて良い

わが家は3段のお雛様があるのですが、子どもがべたべた触ったり、刀で遊んだりして冷や冷やしています。兜にも同じことが言えますね。ケースタイプのものだと、子どもが小さい時にも安心して出せます。

子どもがかぶって遊べるタイプもある。

子どもが実際かぶることができるタイプもあります。取り出せないケースタイプに比べて自由度が高いので、色々な使い方ができそうですし、写真映えもしそうですね。

 

色んな武将から選ぶ楽しさがある。

これは完全に親目線ですが、好きな武将を選ぶのは楽しそうですよね。伊達政宗など、人気の武将の商品は売り切れてしまうこともあるそうなので、注意しましょう。

デメリット

部屋のどこに飾るか確かめておく必要あり。

家のどこに飾るのが良いか、スペースを考えて選ぶ必要があります。和室がないご家庭も増えているので、リビングのどこに飾ると違和感がないかな?どこに飾ると子どもに触られないかな?など、考えておきましょう。

子どもが怖がる場合あり(我が家もそうでした。詳しくは下に書いています)

兜を購入した方の口コミやブログをみると、子どもが怖がってしまって出せなかったというケースが意外とあります。初節句の時には赤ちゃんなのでわからないのですが、物心ついてきた2歳、3歳くらいになって急に怖がり出すことが多く、遅ければ小学校中学年くらいになるまで怖がってしまって出せないなんてご家庭もあります。うちの場合は上の子が怖がったので買う時点でNGとなりました。

 

こいのぼりのメリット、デメリット

メリット

名入れができる商品もあり子どもが喜ぶ。

こいのぼりと一緒に名入れ吹き流しもを泳がせることができる商品もあります。特別感がでてうれしいですね。

風に吹かれて泳ぐ鯉をみて一同盛り上がる。

自分が小さかった時のことを思い出してみても、こいのぼりが好きな子どもはまだまだ多いです。窓の外で鯉が泳いでいる様子をみると心が和みますし、子どもが大変喜びます。

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デメリット

雨の日にしまわないといけないのが面倒。

雨の日や夜中に取り込まないといけないのが面倒だという口コミが最も多いです。うちは夜中は風が強い時以外は出しっぱなしにしてしまうこともありますが、雨の日は流石にしまいますね。ただ、カチャっと金具を外せばすぐ外れる商品も多いです。

アパート、マンションの場合はサイズを考えて購入しないといけない。

マンションに住んでいて大きすぎるサイズのものを購入し、隣や下の階の方に迷惑がかかってはいけません。上の階から魚のしっぽがぶら下がってきたらびっくりしますよね(笑)

最近は色んなサイズのものがありますし、室内用のこいのぼりもありますよ。

わが家がこいのぼりを選んだ理由

わが家は、こいのぼりを選択しました。大変狭いのですが庭があるので、そこに毎年出しています。

兜も、子どもにかぶらせたら面白そう!いい写真もとれそう!と思ったのですが、兜を選ばず、こいのぼりを選んだのには理由はあるんです。

子どもが兜を怖がった

うちは、上の子(姉)が2歳の時に下の子(長男)が生まれました。

上の子がイオンで兜を見かけたときに、ものすごく怖がっていたんですよね・・・。兜や鎧って、格好いいのは確かなのですが、独特な雰囲気がありますよね。お雛様もそうですけど。

ただ、娘はこのころ、神社に行ってもその独特の空気感に怖がっていましたので、ひょっとしたら普通の子どもより何かを感じやすい子どもだったのかもしれません(汗)※6歳になった現在は全く怖がらなくなりました。

 

そういえば、娘が5歳、息子が3歳の時に浜松観光をしていて、浜松城に行ったんです。城内に兜や鎧が飾られていたのですが、息子がめちゃくちゃ怖がっていて、ずっと抱っこをしていました。2、3歳くらいの子どもってああいうの苦手なんですかねぇ。。。

今は息子も4歳になり、戦闘もののテレビが好きになっていたりするので、兜があったら喜んだかもしれないですね。

兜はみえないがこいのぼりはみえる

兜は室内飾りなのでお友達の家に遊びにでも行かなければ他のご家庭のものは見えませんよね。でも、こいのぼりは出しているおうちがあるとパッと目に入ります。

「どうしてぼくのこいのぼりはないの?」と言われたら困るな、と思いました。

うちの近くに大きなマンションがあり、そこのベランダがよく見えるのですが沢山のこいのぼりが泳いでいるんですよね。ご近所にもこいのぼりを出しているおうちがありますので、こいのぼりを選択しました。

 

こいのぼりを購入した感想

こいのぼりを購入して4年経ちました。確かに兜より設置は面倒ですが、今のところ子どもたちがワクワクして私の作業を見守ってくれるので期待に応えようと張り切って設置しています。

雨の日に取り込むのは、こいのぼり全体を取り込むのではなくて鯉の部分だけをかちゃっと外すだけなんで全然苦ではないです。でも、一つだけ難点が・・・

こいのぼりって非常に鮮やかですよね。5月は暖かいので色んな種類の虫がいます。鮮やかな色に誘われるのでしょうか、

鯉に虫がついていることがある!!!!!

これが虫嫌いの私にとって一番困るんです。室内に取り込んでから大きめの虫に気付いたりするともう地獄です。

こいのぼりの発色が良すぎる&色んな色を使っているので、虫がいることに気付かないんですよね。

この点だけクリアされればこいのぼりでなんの不満もないんだけどなぁ・・・

 

まとめ

一口にこいのぼり、兜といっても本当に様々なタイプの商品があります。室内用、玄関用のこいのぼりだってあるし、兜のサイズも色々です。デメリットをカバーできるタイプの商品をみつけることは簡単なはず。

どうしても決められない場合は、安価なものを両方買ってしまうのも手ですね。

 

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