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目次
手術が決定しました。
手術適応ではないといわれ、手術をあきらめていましたが、冬になり、風邪の季節が到来。
娘の症状はさらに悪化してしまいました。
症状はさらに悪化
風邪をひくと顕著に症状が悪化し、短距離走を走っているかのような早い呼吸をし、息を吸っても空気が入っていかないのか、胸がべこべこへこんでいます。
咳き込んで吐いてしまうことも多くなり、少しでも楽な体勢をとらせてあげようと、何度も寝ている娘を動かすので私も寝不足が続きました。
一晩に平均20回くらい娘の体勢を変えてあげていました。
苦しそうでかわいそうだし、自分も大変だし、本当につらかったです。
また、こんなに浅い睡眠でいることは、成長期の子どもにとって相当な悪影響があるのではないか?と心配でならなくなります。
二度目の大学病院へ
手術適応外とはいえ、あまりにもつらいので、どうして手術してほしいとお願いをしにいきました。
前回の医師は手術に対して慎重派だった印象なので、前回の医師がいない曜日を選んでいきました。
積極的に手術を検討してくれる医師に出会えた
今回の医師に、今までの事情をすべて話しました。
すると、
「自宅で無呼吸検査ね、あれ、できなかったでしょ?無理だよねー」
と言われました。
無呼吸の程度は分かったほうがもちろんいいけど、子どもに検査をするのは大変なので、
いつも一緒にいる親御さんが、みていてつらそうだから手術を希望するというなら、ぼくは手術しますよ。
という考え方のようでした。
今回、また簡易検査になったらどうしよう・・・と思っていたので、大変うれしかったです。
ただ、鼻の状態はみたいということで、またあの辛いスコープを。
娘は大泣きでしたが、アデノイドが大きいことを確認していただけました。
また、寝ている状態で、どれだけ空気の通り道が狭くなっているのか知りたいとのことで、寝た状態のレントゲンもとりました。
娘の場合、アデノイドというよりも扁桃腺が大きく、いびきの原因になっていそうだとのこと。
手術の危険性、デメリットについて
先生から、アデノイド、扁桃腺手術の危険性、デメリットについてお話がありました。
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- 全身麻酔をかけるため、体に負担もかかるし、絶対に命の保証があるとはいえない。
- いびきの原因には、外因と内因がある。扁桃腺やアデノイドは外因で、脳の異常によるものが内因。もし内因だとしたら、今回の手術をしてもいびきは治らない。
- 術後の痛みが結構ある。
- 術後、再出血し、再手術となるケースもある。
- 口を開ける器具をとりつけて手術をするのだが、その際前歯が抜けてしまうことがある。
- 術後、声が変わり、鼻声のような高い声になることがある。(数か月で戻る)
- 術後、飲み物を飲むと、鼻から逆流してしまうことがある。(そのうち慣れて、逆流しなくなる)
このような話を矢継ぎ早にされ、少々不安な気持ちもありましたが、悩むのは自宅に帰ってからにしよう、まずは手術の予約を入れてもらおう!手術までじっくり考えよう。と思い、手術の予約を入れてもらいました。
この日は12月中旬。
前回の医師には、大学病院でオペ室も混んでいるとのことで、三か月待ちですといわれましたが、今回の医師には、年末でも年始でもいいよ、と言われました。
特別ベテラン先生という感じでもなく、比較的若い先生でしたが、前回の先生よりいろんなところで融通をきかせてもらえそうな感じがしました。
自分の希望を聞いてくれる先生を見つけること。
同じ大学病院でも、先生によってこんなにも結果が異なるのだな、と思いました。
町医者で紹介状を書いていただいたときに、しっかりと、「手術希望」と書いていただきましたし、
私も強く希望しましたが、やはり幼児の手術に慎重な医師にあたってしまうと、厳しいです。
今回は、二回目で自分の希望にあった選択をしてくださる医師に出会えたのは奇跡だったのかもしれません。
また、いろんな方の口コミや体験談をみていて、
小児専門の病院のほうが手術件数も多く、また、手術に積極的である印象を受けました。
ただ、小児専門の病院のほとんどが、母子分離での入院です。
術後、わが子がどんなに苦しんでいても、血を吐いていても、帰ってこなければなりません。
娘の性格上、私と一緒に入院したほうがよいと思い、それが叶えられる病院を探すことが、まずは一苦労でした。
病院選びだけでも一苦労なのに、医師との相性も色々だし、とにかく毎日毎日たくさんいろんなことを調べては、
疲弊していったのを覚えています。
このブロクも少しでもそういった苦労をされている方の役に立てたら、と思います。
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